地方での異業種への転職事情

地方での異業種への転職事情は地域ごとに異なるため一概にはいえない面もありますが、未経験でも積極的に採用する動きが高まっている状況が全般的な傾向として見られます。これは景気の回復傾向はもちろん、サービスの多様化とビジネスシーンの変容の影響から人材の確保が求められているのも大きな理由です。

それからもうひとつ、人材育成の重要性が見直されるようになったことも異業種への転職事情の変化と深く関わっています。2000年代に入ってからの転職動向ではどの業界でもとにかく「即戦力を」がテーマでした。人件費や人材育成にかけるコストを削減するためにも採用してすぐに現場で活躍できる人材が求められていたわけですが、実際に転職先でいきなりバリバリ活躍できる人材など滅多にいるわけではありませんし、本当に即戦力として期待できるかどうか未知数の人材を過去のキャリアだけで判断して採用するリスクよりも、伸び代がある人材を採用して時間をかけてでも自社の従業員として相応しい形に教育した方が最終的にはコストが安く済むと考える企業が増えているのです。

この点はとくに金融業の間で広がっており地方銀行や証券会社でそれほどキャリアがない人材、あるいは異業種からの人材を積極的に採用する動きが出てきています。営業や経理など金融業界でも欠かせない職種の経験がある方はもちろん、事務や企画・広報といった職種でも地方の金融機関への転職が実現しやすい状況にあるといえます。金融業界に限らず、異業種へ転職する場合にはこれまで働いてきた業界で身につけてきたことをいかに自己アピールとして役立てられるかをよく考えて面接対策、職務経歴書の作成を行っていくことが重要になるでしょう。また転職先を選ぶ際には自分のキャリアが少しでもアピール材料になりうる業種から意識してピックアップしていくことも頭に入れておきたいところです。

そのほか地方において異業種からの人材の受け入れを積極的に行っているケースではメディア関連や流通、建設業界などが挙げられます。とくにWeb関連などITの経験がある方が優遇される傾向があります。これらの業界でもWebを活用した宣伝・情報発信が不可欠となっているからです。広告業界からの受け入れも活性化の動きが見られます。異業種からの斬新なアイデアや新鮮な着眼点を備えた人材が重宝されているのです。東京をはじめとした大都市とは異なり、地方は地域の産業状況によって特定の業界が活況を呈していたり、ほとんど存在しない業界があるなどの偏りもあるため、そうした地域のビジネスシーンも考慮したうえで転職先を探していきましょう。

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