製造業から異業種へ転職

製造業から異業種へ転職する場合にはこれまで培ってきたキャリアを継続するのが難しい点が最大のハードルです。できるだけキャリアを継続したいのか、それとも思い切って新天地で新しいキャリアを築くのか、事前にはっきりと転職の意義付けをしておいた方がよいでしょう。

製造業は同業種への転職がしやすく、キャリアの継続だけでなくキャリアアップ、収入アップの機会も掴みやすい傾向が見られるのですが、一方では異業種への転職が他の業種と比べても難しい特徴があります。他の業種に比べて勤続年数が長く、限られた範囲の業務を専門的に行っていく傾向が強いため、つぶしが利かない面があるからです。それだけに異業種への転職は強い決意と入念な準備の両方が求められます。

転職を決断する年齢によっても状況が大きく異なってきます。年齢が高くなればなるほど異業種への転職が不利になっていくのはどの業種でも同じですが、製造業の場合は専門の分野のスペシャリストになっていけばいくほど不利になるという面があるので注意が必要です。つまり転職できるか、採用できるかだけでなく、せっかく積み上げてきたスキルを捨てることができるかどうかという転職希望者の大きな問題が立ちはだかるのです。そうした事情もあり、異業種への転職を目指す際にはできれば30歳までに決断を下したいところです。

思い切って新天地への転職を目指す場合にはまず製造業と転職を目指す業種との接点をできるだけ見出していくことが大事です。これは自分に向いた仕事を見つけるだけでなく、面接時のアピールでも大きな意味を持ちます。必ずしもスキルや知識が直接役立つかどうかを重視するのではなく、意識のレベルでもかまいません。たとえば納期を絶対に守るという価値観、ちょっとしたミスが会社の信用を大きく損ねてしまう、あるいは消費者に大きな損害をもたらすかのしれないという危機意識といった部分。こうした部分を共有できる職種を探していきましょう。物流・交通関連の業界やIT関連の業界などはこうした価値観・意識を共有できる部分があるので転職先としてねらい目でしょう。

それから就業環境の違いに対する意識改革。製造業は他の業種に比べて物事のサイクルが長い傾向が見られます。ひとつの製品を長く安定して製造・供給し続ける仕事だからです。そのため異業種に転職すると続々と登場する新製品や新サービス、価値観の変化などに翻弄されてしまうことも少なくありません。こうした適応力が自分に備わっているかどうかも考慮しつつ、転職先に考えている業種全体の動向・傾向も確認していきましょう。

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